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読み物あれこれではスタッフが各々勝手きままな読書感想文を書いております。暴言・無知・恥知らず・ご意見はいろいろお有りでしょうが、お気に召した方だけお読み下さい。
   
Jul.2006
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電車男 中野独人

なんで今頃?と言われてしまいそうですね。
前回UPのダ・ヴィンチ・コードでも充分時期を逸しているのにそれに輪をかけた様なこのタイミングの悪さ。
なんで今頃か、と申しますとこの本の存在を知ったのが最近だったから・・と答えるしかないです。
いやはや、びっくりしました。
新潮社から出ている本なのですが、この話、作り話だとばっかり思っていたのが、違ったのですね。
巻末にあった著作権云々の記述を見て初めて知りました。
もちろん、この「中野独人」なる人も存在しない。本そのものが完璧に掲示板のコピー&ペーストで無関係の書き込みを削除しただけで出来上がっている、と言うのですから。

と、言う事は実際にエルメスさんは存在した訳で、そのエルメスさんに告白して成功した電車男も実際に存在する、という事になりますね。
後に、映画になりテレビドラマにもなってしまうなどとは書き込んでいる当時は想像もしなかった事でしょう。

それにしてもいるもんなんですね。エルメスさんの様な女性。
またまた、そのやり取りを逐一ネットで流して相談を求める男。それに対して多くの人が親身になって答えているなんて、そんな事って有り得るんですね。

インターネットの掲示板などと言うもの、もう匿名である事をいい事に、「うざい」「詩んでしまえ」などという暴言のやり取りが日常茶飯事なのだと思っていましたが、そんな優しい世界が存在するんですね。

元々インターネットに携った頃からなんでこの世界というのはこんなにサービス精神が皆さん旺盛で、全くのボランティア、無償奉仕でここまで丁寧な事をしているんだろう。と思う事しばしば。でも実際にどこかへ自分の調べた事やら、自分の意見やらを発表する機会なんてそれ以前は無かったんですよね。情報というものは一方的に与えられるだけで、自ら発信する、なんて事は出来なかった。自費出版でもしない限りは。

普及するに伴って「私の家族はこんな一家です」みたいな情報発信でも何でもない、目的の判らないサイトが一時さかんに作られていました。
今やアフィリエイトなるものが幅を利かせて来て、どこでもかしこでも広告ばっかり。
このMMI-NAVIへ登録しに来るサイトも大半がアフィリエイトの広告ページだそうです。
1ページにベタベタと広告だけを貼り付けた様なページで、そこには自らの考えも意見もオリジナルの文章は一つも無い。
一見、何かコメントでもあるのかと思えばなんの事は無い、全部広告主が提供した借り物の文章。
そんなサイトを取捨選択しながらNAVI登録者は作業をしているんだそうです・・。

そんな中で、やはり自己発信の原点とも言えるのが掲示板でしょう。
匿名でのやりとり、というのが玉に瑕かと思った時もありましたが、実際にはサイト管理者以外は匿名でもハンドルネームでも実名でもあまりその事そのものは意味を成さないかもしれません。

さて、電車です。
電車で酔っ払いのオヤジと言えば、絡んで来るよりもゲロを吐かれた思い出しか無い。

電車で人助け人助け人助け・・・とつらつら思い出すに、どうもそういう類の場面に遭遇していない。いきなり蹴られた事ならあるが・・。

電車で人助け人助け人助け・・・人助けと言えるほどの事では無いですが唯一あるとしたらこのぐらいか。

この原作本の中では、ドラマ、映画の様な危機的場面が訪れる訳では無く、話は極めて順風満帆。強いて言えば電車男の心の中の葛藤ぐらいなものでしょうか。

映画はまだ原作に忠実。中谷美紀に似ていると言われればそのまま中谷美紀をエルメス役にまで配している。ちょっと雰囲気が違うんじゃないの?中谷美紀という女優はもっとシリアスな役柄が似合う様な気がする。
そこへ行くとテレビドラマの方は役柄からは嵌りでしょう。
テレビドラマらしく何回も危機的状況を作り、原作には無い話をいくつも入れておりました。でも原作にある言葉などはそのまま使っていて、エルメスさんという人柄を損ねてはいない。
「ちゃんと掴んでますから」
「もらい泣きしちゃいました」
かなり視聴率も高かったらしいです。
とは言っても私自信ドラマ全部を見た訳では無いのですが・・。
伊藤美咲という女優、それまで知りませんでしたが、かなり好感度はUPした事でしょう。
電車という乗り物、皆さんもご利用になって、何某かの些細なトラブル、些細な出会い、何某かの出来事を経験されておられるでしょう。
中には、人助けの様をされた方もおられるでしょう。
それらはほとんどが一期一会で二度と同じ人にも同じ場面にも二度と遭遇しない。
だから些細な出来事はその場限りのものでしょう。

もう一つだけ実体験をお話しましょうか。

一期一会で二度と同じ人にも同じ場面にも二度と遭遇しない。
些細な出来事は常にその場限りのもの。

と、過去の経験を踏まえた上で現実を見直してみた時、ふとある事に気がつきました。
テレビドラマの様な作りが入っていれば、やはりドラマはドラマだなぁ、でお終いですが。
実際の話なんだとすると、「勇気を出せ」とボードの皆から応援されていたオタクの電車男よりも寧ろ、エルメスさんの方がよほど最初から積極的だったのではないでしょうか。
電車の中で起こった些細なトラブル。その場で「ありがとうございました」でお終い。
これが普通。
名前と住所を聞き出して、エルメスのカップをお礼に送って・・とこの先の成り行きをエルメスさんの方がよほど望んでいた、という事なのでは無いでしょうか。
などと言うつまらない勘ぐりを入れるのはやめておきますね。

長くなりました。

実物の電車男さんとエルメスさんに幸あれ!

END

電車男 中野独人著


14/Jul.2006
ダ・ヴィンチ・コード ダン・ブラウン

これまでここで取り上げられる作品は、丁度もうじき映画化、もしくはドラマ化されるものを選んでいるフシがありますが、そういう意味ではこの「ダ・ヴィンチ・コード」は、時期を逸してしまっていますね。既に映画化されて映画でも大ヒット。この作品についての賛否両論はいろんなメディアで取り上げられています。
もう今更、と言った観が無きにしも非ずなのですが、敢えてUPしてもらう事にしました。

上・下巻共、書き出しはこの一文から
「ここに記述されている事は全て真実を元に書かれている」

筆者は真実だ、と敢えて言っているのは推理小説っぽい展開があるからでしょう。
但し、その歴史的背景は全て真実です。と断わりを入れている。
この一文がまたクリスチャンを刺激するのでしょうね。

また、この本の中核を為すシオン修道会の歴代総長の中にレオナルド・ダ・ビンチ アイザック・ニュートン ヴィクトル・ユゴー ジャン・コクトー などの名前が出て来るのが興味深いですね。

イエスは神であり、神の子だ、という事を信じているクリスチャンに、敢えて真実はこうですよ、と言ってあげる必要などあるだろうか、という気は確かにします。しかしながらキリスト教そのものが歴史に与えた影響はあまりに大きいので、真実を探求する事の方が大事な気もします。

キリスト教に限らず、仏教にしても大抵の宗教の敬虔な信者というもの、私の知っている限りにおいては、まず世知辛い世の中にあって世知辛く無い。何が何でもという欲が無い。日々非常に幸せそうに笑みと共に生きている、というのが私の実感としてあります。
先日もクリスチャンの方のお葬式へ行って来ましたが、一般のお葬式が規格品の様なものだとすると、クリスチャンの方のお葬式というもの、本当に心がこもっていて、亡くなった方への手作りの式、というイメージです。

この「ダ・ヴィンチ・コード」の映画が封切りされると同時に巻き起こった、各国での「ダ・ヴィンチ・コード」排斥運動と、あの無害な幸せそうな信者とはどうにも繋がらないのです。
イスラムの諷刺画を描いて、暗殺されそうになった人も居ましたね。
宗教というのは、そんな偏狭なものなのでしょうか。

誰々が水の上を歩いただの、死んで3日後に生き返っただの、マリア様が天から授かったのって、それそのもののを真実として、絶対否定を許さないものとして受け止めているから信者だという訳でもないと思うのですが・・・。
寧ろ大切な事は、教えの箇所なのではないでしょうか。
「右の頬を打たれたら左の頬を出せ」だとか
「汝の敵を愛せよ」だとか
「求めよ!しからば与えられん」だとか
「汝ら人を裁くな」・・・・という様な教えを大切にしているからこそ、一つの教義の元で信者を続けて行けるのでは無いのでしょうか。

では、なにゆえにさほどの排斥運動などが必要なのでしょうか。
こういう事なのでしょうね。
教会の行事は聖書の教えがと賛美歌が無くては成り立たない。
聖書や賛美歌の中にはイエスの復活だとか、神の子イエスはやはり人間では無く神で無ければ歌や教えに矛盾が生じるのでしょうか。

話を変えますが、この「ダ・ヴィンチ・コード」の主人公のラングドンという人物、物凄い博学ですので、宗教の事以外でもかなり勉強になりました。
その一つが宇宙で最も美しい数値だという「黄金比」(約1.618)を解説している箇所。
@ミツバチの群れにおける雄と雌の個体数の関係において、世界中どのミツバチの巣を調べても、雌の数を雄の数で割ると、その答えは黄金比になるという。

A巻貝の螺旋形の直径は、それより九十度内側の直径の1.618倍(黄金比)になる。

Bヒマワリの頭花に逆方向の螺旋がいくつも渦巻いて並んでいる。
それぞれの渦巻きを、同様に九十度内側と比較したときの直径の比率が「黄金比」。
黄金比は自然界のいたるところに見られる。そこまではいいでしょう。
人間の身体にも言えると言うのですが、
C頭のてっぺんから床までの長さとへそから床までの長さの比率が「黄金比」。
D肩から指先までの長さと肘から指先までの長さの比率は「黄金比」。
E腰から床までの長さを、膝から床までの長さで割ると「黄金比」。
  ⇒こうなるとちと怪しいですね。それって個人差があるんじゃないんですか?
でも事実に基づいて書いているのだから、事実なんでしょうか。

建築物においても、
ギリシャのパルテノン神殿、
エジプトのピラミッド、
ニューヨークの国連ビルに至るまで、建築寸法に黄金比が使われているのだそうです。

と結局、お茶を濁してしまいました。

ダ・ヴィンチ・コード〈上〉 ダン・ブラウン (著)  越前 敏弥 (訳)


03/Jul.2006
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