内容 評価

GODZILLA




ほとんどの人が「あれはゴジラではない」といっています。
そして、ゴジラではなく、ただのパニック映画として観れば結構面白いという評価のようです。




そもそもゴジラの誕生の時点で原作とは違うという…。まったく違う内容なので何故これがゴジラなのかという疑問がでてきます。

原作は恐竜の末裔が水爆実験の放射能の影響で巨大化し日本を襲うのですが、この作品ではイグアナが核実験で突然変異しニューヨークを襲うという内容です。

あきらかにゴジラの大元が違うのにゴジラというタイトルで挑戦したこの作品。
しかも物凄く俊敏で、あんな巨大な身体であるにも拘らずヘリからの追跡をビルを使い逃れるという日本のゴジラではありえない行動に出るのも色んな意味で凄いです。
さらにはゴジラの代名詞である放射熱線すら出さないという…。
完全にゴジラではないゴジラと呼ばれる何かは、どうやって入ったかは知らないビルの中で卵を産むという、これまたゴジラと呼ぶにはあまりにもかけ離れた生態をしている。
これではゴジラではなく、スーパードラゴンヨッ○ーにしたほうが良かったのではと思ってしまいます。

ただ、この作品はゴジラと考えず観ることにより大きく評価を上げる作品でもあります。簡単に言えば「ジュラシックパーク」の世界だと思うことにより大変面白く感じられます。先入観あるなしでは全然違うということをこの作品は私たちに教えてくれたのかも知れないと考えればさらにお得です。

以上を踏まえ、この作品を楽しむには怪獣の名前をスーパードラゴン○ッシーと思い込み、世界観はジュラシックパークの恐竜が抜け出た設定にしておけばそこそこ楽しめると思います。

内容 評価

ノウイング




ラストの解釈により評価が大きく別かれるようです。
宗教的な話を暗に表現している為、そういったのが苦手な人は向かないようです。




中盤までは物凄く魅力のある作品です。
後半からは色々と私の期待を悪いベクトルに裏切ってくれたおかげで一気に白けてしまいました。

ストーリーとしては、50年前にある少女によって書かれた数字の羅列をタイムカプセルから見つけた主人公が、その数字の羅列が暗号となっており、その全てが今まで起こってきた事故、事件、災害に繋がっていることに気づき、これから起ころうとしている事故、事件、災害を防ごうとするお話です。

これだけならとても面白くなりそうと思うんですが、いや実際途中までは大変面白く観れていたのですが、「ミスト」の再来とでもいいましょうか、とにかくゲンナリしました。
後半からは何で?の連発です。こういった大掛かりな設定があるんだからそれを綺麗に纏めるだけでも難しいだろうに…さらに大きな話を持ってきても時間の都合上纏まるわけがない。
これは漫画でいうと、ホラー漫画の打ち切り最終回の内容ではないのかと思ってしまいます。

これは私としてはハッピーエンドを好む人、ストーリーの整合性を求める人には不向きな作品であると感じました。

内容 評価

マトリックス




概ね好評です。
世界観が苦手な人にはアクションなどを含めても低評価となってしまうようです。




この作品は「GHOST IN THE SHELL・攻殻機動隊」に影響を受けて制作された作品です。具体例としては、首の後ろにプラグがあったりします。また、自身の思考の判断などの精神の話は似通っているところがあります。

この作品自体の評価はとても良いものです。見事に最低限の内容のみをインスパイアし、自身の作品の重要な設定に昇華されています。
それに加えアメリカ独特なヒーローモノを見事に表現されているので様々なジャンル好きな人たちを取り込むことのできるとても奥の深い作品です。
また、以降の作品に多大な影響を与えた作品でもあります。

ただのアクション作品ではなく、ただのSF作品ではなく、ただのミステリアス作品でもなく、それぞれが絶妙なバランスでブレンドされた当時では最高傑作の作品であると思います。
これはほぼ万人にお勧めできるめずらしい作品です。

内容 評価

メン・イン・ブラック




SFとコメディの融合に抵抗の無い人には高評価なようです。
ラストシーンで評価が別れている作品でもあるようです。




アメリカ製作映画で人気を博し、日本のTVCMに出演するトミー・リー・ジョーンズが主役の1人として出演している作品です。
コメディよりもSF色が強いのですが、その突飛なSFストーリーで所々に散りばめられているコメディに不意をつかれクスッとしてしまう内容です。

ストーリー自体はあまり新鮮味を感じませんがその新鮮味を感じないストーリーがコメディになることにこの作品の素晴らしさがあるのだと感じます。
また、民間人の記憶を改竄、消去できる機械にはとても惹かれました。
あれを手に入れたら恥ずかしい過去を消すことが出来るじゃないかなどと全然作品に関係ないことを考えながら観てしまっていました。そういった余裕を持って観ることのできる作品でもあります。
残念なところはほぼありませんが、もう一押しが無いので素晴らしい作品とまではいかないことが残念です。

とんでも世界観のSFに抵抗の無い人は満足して観れる作品だと思います。

内容 評価

メン・イン・ブラック2




ストーリーよりマイケルジャクソンが出演していることにたいして色々言われています。
前作に劣ることにより、どうしても評価が下がってしまうようです。




前作「メン・イン・ブラック」の続編です。
続編と言うこともあり、前作を観ておかないと話についていけないストーリーですね。

見所としては犬です。パグの「F」です。犬だからこその下ネタが私としては好印象でした。
他に関してはほぼ全てにおいて前作を下回る内容です。ラスト直前からはほぼ惰性で観ていました。
理由としては、時間に対してテーマを詰め込みすぎたからでは無いかと思われます。詰め込みすぎたのでそれぞれが総合的に見ると甘くなってしまう。そうなってしまっては前作を観た私としてはつまらないなという感情しか出てきません。

つまり前作を観ていなければそこそこなのかなと考えられますが、そうするとストーリーが理解できず、前作を観ているとつまらなく感じてしまうという…。ちょっと残念な作品です。

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