内容 評価

TAXI




批判がほぼ見当たりませんが、そこまで褒め称えるほどでもないといった意見が多いです。
アクション性や外見に重きを置くか、コメディや人物に重きを置くかで批評に差がでてくるようです。




フランス製のコメディカーアクションのこの作品、随所に笑えるシーンがある為観ていて飽きることがありません。
タクシーを改造してボタン1つでスポーツカーのようになるシーンはカッコイイと思いつつも笑えてしまいます。

基本は改造タクシーを所持している主人公と警察が力を合わせて犯罪者を捕まえるといった内容です。
ストーリーはあまり魅力的とはいえないのですがそれを補って余りある脚本の力でしょうか。本当に犯人を捕まえるまで大笑いしたり、ニヤニヤしながら見ることが出来ます。
今までの作品では、コメディはコメディ、カーアクションはカーアクションという様に分かれていましたが、それぞれをうまく融合させたのがこの作品なんだと思います。

ほぼ万人に勧められる作品なのでコメディが好きなら観てみるべき作品だと思います。

内容 評価

TAXI2




フランスの日本像が余りにも日本とかけ離れていることが評価を大きく下げているようです。
アクション性が外見に重きを置くか、コメディや人物に重きを置くかで批評に差がでてくるようです。




前作「TAXI」の続編ですが、前作を観ていなくともそこそこ楽しめる内容になっています。
また、警察のジベール署長が頭角を現してきます。つまり、この人がでると笑えます。

笑いに関しては前作に引けをとらない内容ですが、ストーリーの舞台とした日本の設定が酷いです。
やはりまだまだフランスでは日本に侍や忍者が実際にいるという思いがあるようで、勿論この作品にもそういったイメージが大量に使われています。
これにより現実感がいっきになくなり、折角身近なタクシーを題材としたこの作品の面白さが半減してしまいます。
しかしカーアクションとコメディの融合は健在で、そういった不満点は観ているうちに忘れてしまいます。

私としては、前作を観て、続きを見てみたいかなと思った人なら満足できる作品だと思います。

内容 評価

TAXI3




TAXIシリーズを観ている人からは不評のようです。ですが、コメディ部分はあまり不満点は無いようです。




前作「TAXI2」の続編です。前作から出演したキャラが引き続き出演するので、キャ ラクターの関係を知っておくためにも前作を観ておく必要があるようなないような。
というよりも、前作あたりで止めておいたほうが良かったのかもしれません。

しかしこの作品、冒頭のアクションには光るものがあると感じます。アクションとコメディの絶妙なバランスで融合されています。ゲストとしてシルヴェスター・スタローンが出演しているのに驚きます。

ストーリーとしては毎度おなじみ、主人公と相棒のエミリアン主体で、犯罪者を捕まえようとする内容なんですが、舞台を広げてしまったのが残念でした。
今までは市街地を猛スピードで走り回るタクシーがこの作品の魅力だったのですが、今作は途中から市街地ではなくなります。
また、舞台が舞台だけにあまりスピード感が感じ取れなくなってしまいました。これは画面の魅せ方にも問題があると思います。

そして今作のお笑いポイントもジベール署長です。というか、だんだん署長が主役の座を奪っていっているのではと思うほど、主人公の魅力が無くなっていっている様に感じます。

以上を踏まえ、この作品を観る場合、前作までの面白さを期待していると肩透かしをくらう事になるためあまりお勧め出来る作品ではありません。しかし、コメディが観たい場合は別です。昨今のお笑いを観るよりかは何倍もマシな作品です。

内容 評価

TAXI4




コメディのみが好きな人にはそこそこ人気なようです。
TAXIシリーズとして観ると過去最低の内容という人が大半のようです。




前作「TAXI3」の続編です。前作までの内容を観ていないとキャラクターの関係がさっぱり解らない内容となっています。

今作はそもそも「TAXI」というタイトルとキャラクターを使っているだけの別作品と思わざるを得ないストーリーとなっています。
今までは、改造タクシーが様々なカーアクションをするのがこの「TAXIシリーズ」の醍醐味であったにも拘らず、今作ではほとんどカーアクションがありません。ただの使いっ走りのタクシーに成り下がっています。
それに加え、主人公がいつも以上に空気です。ほとんど活躍しません。活躍していたのは完全にジベール署長です。

簡潔に言うと、カーアクションが無くなってしまった「TAXI」という名の署長大活躍コメディ映画です。

今までのシリーズを観た人がこの作品で、TAXIシリーズに見切りをつけるに値する作品です。

内容 評価

ナイトミュージアム




大人が童心に還ることのできる作品であるということで大変好評のようです。
しかし、子供だましでもあるという意見も目立ちます。




様々な展示物が並ぶ夜の博物館で、巨大な恐竜の化石、古代ローマ人やカウボーイの人形などが思い思いに動きだすという、ファンタジー・コメディ作品です。
有り得ない内容であるからこそのだいたんなコメディ、子供から大人まで楽しめる作品ですね。

彼らは博物館のみでしか動けないわけではなく、大胆にも脱走をしたり、展示品にいたずらをしたりします。
警備員の主人公は1人でそういったいたずらを注意していくのですが、皆それぞれ好き勝手に動き回るものだから収拾がつきません。
そんな彼らに真正面から向き合うことによってだんだんと友情が芽生えてゆき、主人公を手助けしてくれたりするシーンは、とても心が温かくなります。

ファミリー映画としてはとても優秀な作品であることは間違いないと思います。
是非家族と観て見ることを勧めます。

内容 評価

ハンコック




前半部は概ね好評です。しかし、後半部は意見が分かれています。
コメディで通していれば人気がでたと感じる人が多いようです。




前半、後半と別作品にしておいた方が良かったのではと思わされる作品でした。
前半は本当に面白い。ちょっと下品なネタもありはしたが常にコメディな内容で大変良い作品ではないかと感じるほどです。
しかし、後半から一気に話が変わります。
前半がコメディなら後半はシリアスなラブストーリーだと言わんばかりに前半のイメージをぶち壊していきます。
これでは作品の魅力が大幅にダウンしてしまいます。

さらに後半の悪役が何故かショボイ。こういったヒーローモノにはとても強い悪役がでるのが常ですが、この作品にはそのような悪役は出ません。
ですので終盤の戦闘も全然盛り上がらない。

以上を踏まえ、私個人としては後半を別作品として観る。またはコメディが好きで、後半の失速を気にしないという人なら観るべき作品だと思います。
前半のコメディが面白いだけに本当に残念です。

内容 評価

メン・イン・ブラック




SFとコメディの融合に抵抗の無い人には高評価なようです。
ラストシーンで評価が別れている作品でもあるようです。




アメリカ製作映画で人気を博し、日本のTVCMに出演するトミー・リー・ジョーンズが主役の1人として出演している作品です。
コメディよりもSF色が強いのですが、その突飛なSFストーリーで所々に散りばめられているコメディに不意をつかれクスッとしてしまう内容です。

ストーリー自体はあまり新鮮味を感じませんがその新鮮味を感じないストーリーがコメディになることにこの作品の素晴らしさがあるのだと感じます。
また、民間人の記憶を改竄、消去できる機械にはとても惹かれました。
あれを手に入れたら恥ずかしい過去を消すことが出来るじゃないかなどと全然作品に関係ないことを考えながら観てしまっていました。そういった余裕を持って観ることのできる作品でもあります。
残念なところはほぼありませんが、もう一押しが無いので素晴らしい作品とまではいかないことが残念です。

とんでも世界観のSFに抵抗の無い人は満足して観れる作品だと思います。

内容 評価

メン・イン・ブラック2




ストーリーよりマイケルジャクソンが出演していることにたいして色々言われています。
前作に劣ることにより、どうしても評価が下がってしまうようです。




前作「メン・イン・ブラック」の続編です。
続編と言うこともあり、前作を観ておかないと話についていけないストーリーですね。

見所としては犬です。パグの「F」です。犬だからこその下ネタが私としては好印象でした。
他に関してはほぼ全てにおいて前作を下回る内容です。ラスト直前からはほぼ惰性で観ていました。
理由としては、時間に対してテーマを詰め込みすぎたからでは無いかと思われます。詰め込みすぎたのでそれぞれが総合的に見ると甘くなってしまう。そうなってしまっては前作を観た私としてはつまらないなという感情しか出てきません。

つまり前作を観ていなければそこそこなのかなと考えられますが、そうするとストーリーが理解できず、前作を観ているとつまらなく感じてしまうという…。ちょっと残念な作品です。

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