内容 評価

アイアンマン




低い評価はあまり見受けられません。
ロボット、変身モノが好きな人には最高の作品といった感じです。




最近ロボットモノを見るようになっていたのですんなり見れました。
こういったヒーローモノはあまり見ないというか苦手でしたが見てみるものですね。
私はロボット、ヒーローモノを見て育ったわけではありませんが、そういったのが好きな人は最高なんだろうなと感じました。
ただ、敵との戦いがもっと熱くなってほしかったかもという気がします。
なんか逃げ惑いながら悪知恵を働かし倒したといった印象を受けたのでそこは自分としてはマイナスです。

もしロボットモノを敬遠していたら☆1つ下がっていたと思いますが、今は違います。ロボット、変身モノが好きな人は是非見てみてはいかがでしょうか。

内容 評価

ウルヴァリン:X−MEN ZERO




原作やX-MENシリーズ見ていない、見ているが表面のアクションなどをメインに見ている人には高評価なようです。
その反対の原作や、シリーズのストーリー等に詳しい人にはちょっと物足りないなという評価を受けています。
総合としては概ね満足できる作品という評価でした。




最初のくだりはもっと短くてもよかったのでは
ラスボス絶対力出し惜しみしてますよね
最後の記憶喪失の理由はちょっと納得できなかったり

やはりウルヴァリンはX-MENの中では地味なんですよね。途中のサイクロップスの演出のほうがよほど派手だしかっこいいし魅力的でした。
しかし一応今作はウルヴァリンの過去の話。ウルヴァリン自身は出せる力を最大限発揮しギリギリのところで敵を倒していく様はやはり凄い。
鍵爪という近接戦闘オンリーの戦闘スタイルはアクションには持って来いなのも事実。特に遠距離、中近距離を主軸とした敵を倒すのは清清しい。
そしてガンビットの登場は個人的に最高です。

☆4でもよかったのですがどうも自分はラストの印象の良し悪しによって結構評価が変わる者なので、このウルヴァリンに関してはこの評価になります。

内容 評価

X-MEN




アメリカンコミックの実写映画化としては良い出来という意見が多いようです。
ただ、原作やアニメ、ゲームに触れていない、キャラクターを知らない人からしたらキャラクターの能力と名前を覚えるのに苦労するようです。




原作は長期連載で多岐に亘るストーリー展開な為膨大なキャラクターが出てきますが、それを映画化するという試みは成功していると思います。
日本でも有名どころのキャラクターを軸にストーリー展開をしているのであまりとっつきにくい印象はありません。
しかしアメリカンコミックの弱点として服装の奇抜さがありますが、これはうまく出来ていたところと出来ていなかったところがあります。
簡潔にいうとX-MEN側は良く出来ていました。ヴィラン側はマグニートが駄目。こんな感じです。
サイクロップスがあまり活躍していないことが残念だったり、ストームが物凄く似合っていたり良いところと悪いところがあるので残念で仕方がありません。

一応実写映画化としてはまずまずといった作品ですので、X-MENを知っている人は1度観てみては如何でしょうかといった内容です。

内容 評価

X-MEN2




前作よりも良くなっているという意見が多いようです。
前作を観ていないとついていけないことにも不満を持つ人も見受けられます。




前作「X-MEN」の続編ですので前作を観てからこちらを観ることを強く勧めます。

今作はストーリー上サイクロップスの出番が少ないので個人的に悲しいです。
また、今作は前作よりかはウルヴァリンの必要性があるので少し主人公らしく見えます。(前作はいなくてもよかったレベルです。)
この作品の一番の見所はなんといってもヴィラン側との共闘です。前作で敵だったマグニートがX-MENメンバーを助けるところは震えました。(原作のアポカリプスのような信念を持ったキャラに変更されているように感じます。)
また、今作からのキャラも有名どころだったりして嬉しかったり、くっつく相手が違っていて複雑だったりと人物の原作との相違点を探してみるとより面白く感じます。

以上を踏まえ、前作を観てこういった作品は大嫌いだという人を除けば大半の方が満足できる作品だと思われます。。

内容 評価

X−MEN:ファイナル ディシジョン




ストーリーをあまり気にせず観ると大変好評のようです。
スタッフロール後のシーンで色々と意見が割れたりと続編を匂わせる作りに賛否が別れているようです。




前作「X-MEN2」の続きで、ファイナルと言うこともあり、X-MENの映画化最終章です。
1は「人間への復讐心に燃えるマグニート一派対X-MEN」で、2は「ミュータントを皆殺しにしようとする政府対ミュータント」だったのですが、今作は「フェニックスとヴィラン側対政府とX-MEN」という今までとは少し違った内容なのではと感じました。

今作ではありえない数の新しいミュータントキャラが出てきたので、「あのキャラとかもいるかな〜?」という淡い期待を込めて映像を観ていたのですがそんなことはなかったです。
一応原作ではウルヴァリンが日本人と結婚したんだからあのキャラとか出てきてもよかったんじゃないですかという思いでいっぱいになってしまいました。

さらには早々にサイクロップスが…。監督はサイクロップスに恨みでもあるのでしょうか?この思いはマヴカプ2で発散しておきます。
まぁストームが活躍していたのでそれが救いです。

以上を踏まえ、過去2作とも観た人は一応これが最後なので観ておきましょう。そしてサイクロップスの活躍を期待している人はその期待を海に投げ捨てましょう。
また、今作はシリーズ通して1番アクションが派手でVFXもこれでもかという程使っているので、アクションが好きな人は観て損はないと思います。

内容 評価

カムイ外伝




どうやら役者目当てで見に行った人には好評、カムイ外伝を見に行った人には不評のようです。
ストーリーや旅の目的等がきちんとできておらず、戦闘にしてもあまりよろしくないようです。




ほぼ一般的な評価と同意見です。
抜け忍だから始末するために刺客が襲ってくるのは理解できます。しかし、なぜあいつはさっさとあの場面でカムイをやらなかったのか?
観客の予想を裏切るにもきちんと準備や整合性を用意していないと白けるだけです。
さらにCG丸出しの戦闘。ハリウッドのようにやれとまではさすがに言いません。
しかし、そろそろ日本もVFXと現実の境界を曖昧にするぐらいの映像を作ってもらいたいと思います。
というかこれなら最近のヒーローモノでも出来ているのではないのでしょうか? 具体例として挙げると、必殺技である「飯綱落し」ですが、この技が酷いです。
逆に何故こうも不自然に見えるように作ったのか?こういったシンプルな技をいかに格好よく見せるかが映像作品ではないのでしょうか。

そういったことも含めるとどうしてもいい評価を下すことが出来ないのですがなんというか、この作品の前に見た「TAJOMARU」があまりにも酷かったのでだいぶマシに見えてしまったのも事実です。ただ、私自身あまりお勧めできる作品ではないので観る場合は自己責任で。

内容 評価

GOEMON




時代背景を気にする方には大変不評です。
3DCGがふんだんに使われているのが気になる方もいるようです。
上記の内容を気にしない人でも評価が分かれる作品のようです。




この作品に関して、時代背景などを考えて観るのはお勧めしません。というより、冒頭から当時の日本では絶対ありえないということがすぐ判ります。
ですのでこの作品に関して時代云々はナンセンスです。その上での批評ととらえてください。

最近の日本の映画では変に戦闘のみVFXを使ったりしてその部分だけ顕著に違和感が出るので、VFXを使う邦画作品は駄目なのかと諦めていましたが、魅せ方の問題だったようです。
この作品では終始VFXが使われている為、顕著な違和感が薄められます。また、歌舞伎な建造物や服装のおかげで時代モノと認識せずにSF・ファンタジーモノとして捉えることができます。
こういった全編通してVFXを使うことにより、アクションに関しても溶け込んで見える様に感じます。
例えるならCGアニメに近いです。キャラクターの服装も主要キャラのほとんどが当時には有り得ないような服装なのも、よりCGアニメに見える要因に思われます。

残念なところといえば、明るいシーンではやはりCGの画面で人物が変に動いているように見えてしまうところでしょうか。そこは昨今の邦画と同じ感じがしました。
また、ラストがあまりにも蛇足な為観終えた後にモヤモヤが残ってしまいます。ラストの印象に重きをおく私としては残念で仕方がありません。

「アップルシード」や「エクスマキナ」といった全編3DCGアニメ映画に抵抗が無い方にはお勧めな作品です。

内容 評価

G.I.ジョー




大半の人が、詰め込みすぎ、子供だましっぽいCGということを指摘していました。
評価としては可もなく不可もなくといったところのようです。




黒い忍者カッコイイ!これにつきます。嘘です。

敵と味方の攻防戦は観ていて爽快であり所々もどかしさありといった感じです。
主人公2人が強力なスーツを着て敵を追いかけるシーン(よくCMで映っていた箇所)があるのですが、あんな動きができるなら簡単に敵を捕まえれるだろうという当たり前の疑問は主人公2人がそんなに強くないという理由で理解できました。
すると次は何故そんな2人が主人公なのかという疑問ですが〜、というように色々ツッコミ所はあります。というかそんな凄いスーツ着た主人公達を何故か振り切れる敵の運動能力に脱帽です。
さらに欠点として、最初に書いた黒い忍者ですが実はもう1人敵の方に白い忍者がいます。イ・ビョンホンです。
その2人の過去の話ですが日本人という設定の2人、どうにもそうは見えません。舞台も日本に見えません。2人の区別というかどちらが黒でどちらが白なのか途中までわかりません。

そういったちょっとした文化の認識不足を除き、あまり深く考えずに観れば、ストーリーは安心して観れる内容でもある為、ファミリー作品として家族や友人と楽しく観れる作品だと感じました。

内容 評価

SHINOBI




邦画の忍者アクション映画にしては平均以上の評価です。
原作を知っている方からは不評のようです。
原作を知らない方からは好評のようです。




山田風太郎原作「甲賀忍法帖」の実写版です。
原作通り「甲賀VS伊賀」は変わらないのですが、キャラクターが減っているし、忍法自体も変わっている事もあり魅力半減どころではありません。 主人公とヒロイン双方の忍法が原作と異なっているため、ストーリーも全然違います。原作の忍法のままのキャラクターがいるのになぜ主役2人は違うのか?甚だ疑問です。
ラストにしてもどうしてあんな演出にしてしまったのか。挙げだしたらきりが無いほどです。
これなら別に「甲賀忍法帖」の実写化である必要がありません。改悪以外のなにものでもない。

完全に原作を知らない人向けです。観た後に原作を読むか、漫画「バジリスク〜甲賀忍法帖〜」を読むとどれだけ違うか、また原作が面白いかが判ります。
原作を知っている人は期待をせずに観ると少しは違うかもしれません。間違っても原作の忍法が一杯実写で見れるなどと思わないことです。

内容 評価

300




史実を基にしていますが、史実に詳しい人からは違和感があるということです。
VFXを使いすぎているという感想を持つ人もいるようです。
そういったことを除けば概ね好評のようです。




この作品は、圧倒的な数の力の差を知略を使い攻略していく様を観るのがとても爽快であり、次はどのように戦うのかといったことをワクワクしながら観れるので私としてはとても良い作品であると思います。
また、知恵だけでなく、個々の戦闘能力も高いということもあり、力対力の戦闘シーンも素晴らしいです。
さらには演出として、戦闘シーンにおいては通常の動きから敵を斬るすんでの所でスローになるという強弱が目まぐるしく変わることもあり途中でだれることもほぼありません。
こういった手法は「マトリックス」が使っていますが、それをうまく取り入れ、芸術に昇華させている様にさえ感じさせます。
ただ、この作品の欠点として、暴力的表現がVFXを使うことによりとてもリアルに描かれているのでそういった表現が苦手な人にはあまりお勧めできません。
ですが、そういったことに問題がなければこの作品の終盤〜ラストにかけての内容を含め、大変満足のゆ作品であると思われます。雄々しいアクションが見たい人は是非観て見ることをお勧めします。

内容 評価

タイタンの戦い




オリジナル版を観ている人からは、今作からのオリジナルキャラが必要かどうかで評価が分かれています。
ギリシャ神話を知っている人はキャラクタの設定などが違うことに不満を抱いているようです。




にわかギリシャ神話ファンである私ですが、この作品にはちょっと満足はできなかったです。
いや、ただ私が予告CMとタイトル名のみのイメージで観に行ってしまったのも問題なのかもしれません。

私はオリジナル版の方は観たことが無いのでどこがアレンジされていたといったこと等は指摘できませんが、ギリシャ神話の神々が人間に恐怖を与えようとするのですが、ハデス以外はほぼ人間界に登場しません。あれは如何なものかと。わざわざ神話を使うのならそれ相応の神様を登場させて下さいよ。
加えて、敵もバリエーションに乏しく、もっと色々出せばよかったのでは?と思わざるを得ないほどスケールの小さい内容となっています。
例えて言うなら、RPGで主人公の生い立ちを描くことに夢中になりすぎて容量が少なくなってきた為、戦闘は中ボスが3、4体とボスのみしかプレイできなくなってしまったといった感じです。

戦闘自体は大変面白いものとなっているので、もっとこういった戦闘を見せてほしかったですね。

また、3D映像はメガネをかける分画面が暗く見えると聞いていた為今回は2D版の評価となっています。

内容 評価

TAXI




批判がほぼ見当たりませんが、そこまで褒め称えるほどでもないといった意見が多いです。
アクション性や外見に重きを置くか、コメディや人物に重きを置くかで批評に差がでてくるようです。




フランス製のコメディカーアクションのこの作品、随所に笑えるシーンがある為観ていて飽きることがありません。
タクシーを改造してボタン1つでスポーツカーのようになるシーンはカッコイイと思いつつも笑えてしまいます。

基本は改造タクシーを所持している主人公と警察が力を合わせて犯罪者を捕まえるといった内容です。
ストーリーはあまり魅力的とはいえないのですがそれを補って余りある脚本の力でしょうか。本当に犯人を捕まえるまで大笑いしたり、ニヤニヤしながら見ることが出来ます。
今までの作品では、コメディはコメディ、カーアクションはカーアクションという様に分かれていましたが、それぞれをうまく融合させたのがこの作品なんだと思います。

ほぼ万人に勧められる作品なのでコメディが好きなら観てみるべき作品だと思います。

内容 評価

TAXI2




フランスの日本像が余りにも日本とかけ離れていることが評価を大きく下げているようです。
アクション性が外見に重きを置くか、コメディや人物に重きを置くかで批評に差がでてくるようです。




前作「TAXI」の続編ですが、前作を観ていなくともそこそこ楽しめる内容になっています。
また、警察のジベール署長が頭角を現してきます。つまり、この人がでると笑えます。

笑いに関しては前作に引けをとらない内容ですが、ストーリーの舞台とした日本の設定が酷いです。
やはりまだまだフランスでは日本に侍や忍者が実際にいるという思いがあるようで、勿論この作品にもそういったイメージが大量に使われています。
これにより現実感がいっきになくなり、折角身近なタクシーを題材としたこの作品の面白さが半減してしまいます。
しかしカーアクションとコメディの融合は健在で、そういった不満点は観ているうちに忘れてしまいます。

私としては、前作を観て、続きを見てみたいかなと思った人なら満足できる作品だと思います。

内容 評価

TAXI3




TAXIシリーズを観ている人からは不評のようです。ですが、コメディ部分はあまり不満点は無いようです。




前作「TAXI2」の続編です。前作から出演したキャラが引き続き出演するので、キャ ラクターの関係を知っておくためにも前作を観ておく必要があるようなないような。
というよりも、前作あたりで止めておいたほうが良かったのかもしれません。

しかしこの作品、冒頭のアクションには光るものがあると感じます。アクションとコメディの絶妙なバランスで融合されています。ゲストとしてシルヴェスター・スタローンが出演しているのに驚きます。

ストーリーとしては毎度おなじみ、主人公と相棒のエミリアン主体で、犯罪者を捕まえようとする内容なんですが、舞台を広げてしまったのが残念でした。
今までは市街地を猛スピードで走り回るタクシーがこの作品の魅力だったのですが、今作は途中から市街地ではなくなります。
また、舞台が舞台だけにあまりスピード感が感じ取れなくなってしまいました。これは画面の魅せ方にも問題があると思います。

そして今作のお笑いポイントもジベール署長です。というか、だんだん署長が主役の座を奪っていっているのではと思うほど、主人公の魅力が無くなっていっている様に感じます。

以上を踏まえ、この作品を観る場合、前作までの面白さを期待していると肩透かしをくらう事になるためあまりお勧め出来る作品ではありません。しかし、コメディが観たい場合は別です。昨今のお笑いを観るよりかは何倍もマシな作品です。

内容 評価

TAXI4




コメディのみが好きな人にはそこそこ人気なようです。
TAXIシリーズとして観ると過去最低の内容という人が大半のようです。




前作「TAXI3」の続編です。前作までの内容を観ていないとキャラクターの関係がさっぱり解らない内容となっています。

今作はそもそも「TAXI」というタイトルとキャラクターを使っているだけの別作品と思わざるを得ないストーリーとなっています。
今までは、改造タクシーが様々なカーアクションをするのがこの「TAXIシリーズ」の醍醐味であったにも拘らず、今作ではほとんどカーアクションがありません。ただの使いっ走りのタクシーに成り下がっています。
それに加え、主人公がいつも以上に空気です。ほとんど活躍しません。活躍していたのは完全にジベール署長です。

簡潔に言うと、カーアクションが無くなってしまった「TAXI」という名の署長大活躍コメディ映画です。

今までのシリーズを観た人がこの作品で、TAXIシリーズに見切りをつけるに値する作品です。

内容 評価

TAJOMARU




どうも役者目当てで見に行った人の中でも不評が多く目立ちます。




軸となる御家騒動の外で短編集をやって時間を稼いでる感じがするこの作品。
どうも「藪の中」が原作のようですが、まったく感情移入が出来ず、かといって見ていて先が気になるというでもなし。
というより、先が簡単に読めてしまいその裏を掻いてくれることを願いながら観ていたら終わりました。

小栗旬という旬な俳優を使っているところぐらいしか良いところがないのではないかと思われてしまうほどこの作品には魅力が感じません。
一応違う視点から見れば、「リアルな表現だ」という箇所も見られないこともないですが、「何故この場面でリアルな表現をするんですか?」という苛立ちが先にきてしまい、断念しました。
御家騒動、短編集共に綺麗に終わらせようとして無理をしちゃった結果がこのTAJOMARUなんだなと感じました。

この作品は私は勧める勇気はありません。こういったハズレ作品をむしろ観てみたいという人でなければ、お金と時間の無駄だと思います。

内容 評価

ハンコック




前半部は概ね好評です。しかし、後半部は意見が分かれています。
コメディで通していれば人気がでたと感じる人が多いようです。




前半、後半と別作品にしておいた方が良かったのではと思わされる作品でした。
前半は本当に面白い。ちょっと下品なネタもありはしたが常にコメディな内容で大変良い作品ではないかと感じるほどです。
しかし、後半から一気に話が変わります。
前半がコメディなら後半はシリアスなラブストーリーだと言わんばかりに前半のイメージをぶち壊していきます。
これでは作品の魅力が大幅にダウンしてしまいます。

さらに後半の悪役が何故かショボイ。こういったヒーローモノにはとても強い悪役がでるのが常ですが、この作品にはそのような悪役は出ません。
ですので終盤の戦闘も全然盛り上がらない。

以上を踏まえ、私個人としては後半を別作品として観る。またはコメディが好きで、後半の失速を気にしないという人なら観るべき作品だと思います。
前半のコメディが面白いだけに本当に残念です。

内容 評価

マトリックス




概ね好評です。
世界観が苦手な人にはアクションなどを含めても低評価となってしまうようです。




この作品は「GHOST IN THE SHELL・攻殻機動隊」に影響を受けて制作された作品です。具体例としては、首の後ろにプラグがあったりします。また、自身の思考の判断などの精神の話は似通っているところがあります。

この作品自体の評価はとても良いものです。見事に最低限の内容のみをインスパイアし、自身の作品の重要な設定に昇華されています。
それに加えアメリカ独特なヒーローモノを見事に表現されているので様々なジャンル好きな人たちを取り込むことのできるとても奥の深い作品です。
また、以降の作品に多大な影響を与えた作品でもあります。

ただのアクション作品ではなく、ただのSF作品ではなく、ただのミステリアス作品でもなく、それぞれが絶妙なバランスでブレンドされた当時では最高傑作の作品であると思います。
これはほぼ万人にお勧めできるめずらしい作品です。

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