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Jul.2017
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人類最強の初恋 西尾 維新

一話と二話からなる話。

宇宙人だの隕石だのと、到底古典落語とは無縁の世界なのだが、何故か、一話の読後は何やら古典落語を聞き終えた様な読後感を感じてしまった。

西尾維新の戯言シリーズの第一巻からさっそうと登場する人類最強、哀川潤。
戯言の主人公の名前がなぞの「いーちゃん」が登場することは二度とないだろうが、脇を固めていた登場人物はその後も登場し、案外それが別のシリーズになっていったりする。
西尾維新ってどれだけ山ほど書いているか、を考えればこれまでのキャラクターの再利用でもしなけりゃ、おっつかんわなぁ。
かつての読者を呼び戻すもくろみもあるかもしれないが。

人類最強が自ら語り部として、主人公として登場するのはたぶん初めてじゃなだろうか。
冒頭は人類最強があまりにも強すぎるので、その手を借りるのはどの組織も禁じ手となってしまい、おのずから哀川潤にはどんな個人もどんな組織も仕事を依頼しない。請負人としての仕事が全く来ずに、暇を持て余す人類最強の請負人というところから始まる。

東京スカイツリーで暇を持て余していたところへ、突如、東京全域を破壊するほどの強烈な隕石?が哀川潤目がけて飛んでくる。

それでもまだ生きてるっちゅうんだから、人類最強どころかもはや人間じゃないだろ。


第二話はタイトルこそ「人類最強の失恋」だが、別に失恋したわけじゃない。
開発された宇宙服の耐性テストのために月世界へ降り立つ仕事を依頼される。

あろうことか、燃料が片道しか入れてなかった。
お前は月で死んでこい、と言われたようなものだ。

そこで哀川潤が遭遇するのが、ポケモンに出てくるような岩の怪物。
強烈な引力を持つ岩の怪物の正体とは?

もう西尾維新にかかると何でも有りだな。

人類最強もシリーズになったりして。



人類最強の初恋 西尾維新著


06/Jan.2016